溝口健二西鶴一代女』『近松物語』(新文芸座

どちらも悲劇作品でした。

前者は感情移入を避けたリアリズムということらしいですが

僕はどうもそういうのは苦手です(あまりに物語が悲しすぎるし・・・)

後者のほうが見やすかった。

封建制度の中での恋愛は本当に大変なのですね

いまの時代、誰に恋しようと

そのせいで死刑ということはないとは思いますが、

その自由さゆえに別様の悲劇が起こってしまうのかもしれません。