2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

・パスカル・フェラン『a.b.c.の可能性』(日仏学院)

・黒澤明『天国と地獄』初めて黒澤作品を観ました。先日ドラマでやっていた作品のオリジナルですがやはりかっこいい。 主人公、ナショナルシューズの重役の権藤は勘違いで誘拐された友人の息子のために自らの社会的地位を犠牲にして、5千万円の身代金を支払…

・青山真治『サッド・ヴァケイション』(シネマライズ)はじめて青山監督の映画を観ました家族という、人間のうちでもっとも謎めいた部分のうちのひとつがぼくには耳慣れない北九州弁によって語りだされます石田えり演じる母親像は印象的で、見ていると眩暈…

・溝口健二『西鶴一代女』『近松物語』(新文芸座)どちらも悲劇作品でした。前者は感情移入を避けたリアリズムということらしいですが僕はどうもそういうのは苦手です(あまりに物語が悲しすぎるし・・・)後者のほうが見やすかった。封建制度の中での恋愛…