戦争について

実家で時間をもてあまし、地方新聞に戦争について投稿した
ついでにこちらにもはりつけてみます

戦争は非常事態であって「日常」とは異なる。
しかしその「非常時」へと続いているのは、この日常の単調な連続以外にはない。
「非常時」としての戦争が起こるとき、
それは映画館の暗闇のなかで突然現実の世界とはまったく異なる物語が始まるようにして起こるのではなく、
いまここにある日常が徐々に惰性的に移行して至りつくものなのだと思う。
「思う」というのは自分自身日本の戦争を体験したことがないからだが、だからこそ僕たちは注意しなければならない。


「日常」にきちんと注意を向け、それが望ましいものか危険なものなのか判断することはとても難しい。
そのとき頼りにするものとして、政治家やマスコミのもたらす情報は、おそらくそれだけでは十分ではない。
やはり自らの目と想像力を信じ、何が大切か自分の頭で判断するしかない。


そうしてまずわかるのは、戦争はとてつもなく馬鹿らしいということだ。
なぜなら戦争は本来自己の(集団の)生命を守るための手段のはずだが、
結果としてその生命を、敵味方もろとも破壊することになるのだから。

400字の字数制限で言いたいことを無理に詰めこんだので
なんだかカタイ文章になってしまった気が・・・