いつも同じ

倉吉で友部正人ライヴを観てきた。
友部さんのライヴに行くのはほぼ一年ぶりだった。
久々に聴いた「一本道」、それから「老人の時間 若者の時間」がよかった。
3月11日のことを歌った「日本で地震があったのに」では、一気に一年前の気持ちに連れ戻された。
どんなうまい食べ物も、どんなきれいな風景も、どんなに好きな音楽でも、
こちらの体の調子や気分次第で、ぜんぜんちがったものに感じられる。
でも友部さんの歌はいつだっていっしょだ。
いつ、どこで聴いてもおんなじように鳴っている。
それがとてもとても不思議で、
そんなものはこの世界で友部正人の歌以外に僕は知らない。
鳥取で聴くことができてよかった。